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「スコアラー」へようこそ
本格的野球スコアブックアプリ「スコアラー」をインストールしていただき、ありがとうございます。ここでは、初めて「スコアラー」を使用する方のための操作ガイドを提供します。- お問い合わせ先
- このアプリの基本機能
- サンプルデータ
- チームと選手
- 試合の記録
- 盗塁、牽制
- ワイルドピッチ、パスボール、振り逃げ
- 犠打なし/併殺打なし
- マニュアル入力
- エラーの詳細
- 自責点の判断
- スコアシートの表示
- 終了した試合の表示
- 成績一覧
- 打席の詳細分析
- 試合のカテゴリー
- データの共有・公開
- 基本機能の購入
お問い合わせ先
「スコアラー」開発者は、ユーザーの皆様からのフィードバックを歓迎いたします。2018年夏のリリース以来、ユーザーの皆様からお寄せいただいたご意見・ご要望に基づいてアプリを強化・改善した箇所や不具合の修正はかなりの件数になります。
野球はたいへん複雑なスポーツで、さまざまなことが起こります。「スコアラー」でうまく記録できないプレーに遭遇したり、アプリの不具合などを発見された場合、ご意見・ご要望をお持ちの場合は、[フィードバック]メニューや試合の[レポート]機能からぜひお知らせください。
アプリの基本機能
「スコアラー」は野球のスコアを付けるための実用アプリです。これまでスコアブックに手書きでスコアを付けていた方も、これからスコアを付けてみようという方も、ぜひ一度お試しください。参照:スコアの見方
早稲田式のスコアシートを作成できるほか、打数、安打、打点、打率、刺殺、補殺、失策、投球数、三振、自責点、防御率といった主要な記録は自動的に集計されます。
ただし、当然ながら、正確な記録を付けるには、ユーザーにも野球のルールと記録についてある程度の知識が必要です。
サンプルデータ
「スコアラー」にはサンプルデータが用意されており、アプリのほとんどの機能をすぐに使ってみることができます。
サンプルデータは、初めてアプリを起動したときに表示されるダイアログボックスで、[サンプルデータを読み込む]をオンにして[OK]を押すと、読み込むことができます。
サンプルデータで「スコアラー」を試したら、自分でチームや選手を作成する前に、一度アプリデータをすべて消去するとよいでしょう。設定画面にアプリデータをクリアするオプションがあります。
チームと選手
「スコアラー」では、チームと選手の関係がゆるやかです。同じ選手が複数のチームに所属したり、所属してないチームから試合に出ることもできます。これにより、1軍2軍といったチーム内チームや選抜チーム、草野球の助っ人などにも柔軟に対応できます。参照:「スコアラー」のデータ
試合の記録
メイン画面の青い試合ボタンからスコアの記録を開始できます。
記録中の試合がある場合はその試合の情報画面が開き、ボタンでプレー入力画面になります。
記録中の試合がない場合は、新しい試合をメンバー表の作成などから開始できます。
基本操作
プレーの記録は自動的に保存されます。いつ画面を閉じたり、他のアプリに切り替えてもかまいません。ほとんどのプレーは、次のようなプレーオプションボタンを押して記録できます(下にスクロールしてさらにオプションが表示されることがあります)。
たとえば、セカンドゴロアウトの場合は、[ヒッティング]→[セカンド]→[ゴロ]→[打者アウト(4-3)]の順に押します。
→ → →
操作を戻す
ボタンを押すと、操作を1つ戻すことができます(最大10個)。
試合中の修正
ボタンで入力し直せないような変更を行う場合は、ボタンを押してプレーリスト画面を表示し、プレー編集を行います。過去のイニングの修正や打順がずれるような修正も可能です。参照:プレーを修正する
前後の記録と矛盾する編集が行われるとエラー状態になります。その場合、編集をいったん保留にして、進行中の試合の記録に戻ることもできます。参照:プレー編集を保留/再開する
チームも先発選手も選択しないで試合を開始し、試合中にそれらを指定することもできます。参照:メンバー表を作成・修正する
試合後の修正
試合後にもプレーの修正が可能です。先発メンバー表を変更したり、選手交代を追加・削除・変更することもできます。
盗塁、牽制
盗塁と牽制には[1][2][3]のランナーボタンを使用します。一塁にランナーがいる場合は次のように表示されます。
通常の盗塁の場合は、投球前にランナーボタンを選択しておきます。
これで、投球後に盗塁のオプションが表示されます。
盗塁時の「野手選択」は、守備側が盗塁を阻止する意志を見せず、盗塁の記録を付けない場合に選択します。
牽制球または牽制時/投球間の盗塁の場合は、ランナーボタンを長押しします。これで、牽制と投球間の盗塁のオプションが表示されます。
注意する点として、牽制球に誘い出されて挟まれたランナーがアウトになった場合、元の塁に戻ろうとしていたなら牽制アウト、次の塁に向おうとしていたなら盗塁失敗です。また、次の塁に逃れた場合は盗塁成功です。牽制球から盗塁失敗になった場合は、上の[ピッチャー牽制]/[キャッチャー牽制]から[盗塁失敗]に進んでください。
(スクイズ失敗でランナーがアウトになった場合も、本塁に向かっていた場合は盗塁刺になります。ランナーボタンの選択+[バント空振り]から盗塁刺を入力します。戻ろうとしてアウトになった場合はマニュアル入力を使用してください。)
また、キャッチャーの「許盗塁」「盗塁刺」「阻止率」の記録は投球時の盗塁(ランナーボタンの選択)だけが対象になります。牽制時/投球間の盗塁(ランナーボタンの長押し)は対象にならないので、注意して記録してください。
ワイルドピッチ、パスボール、振り逃げ
これらのプレーが発生し得る場面では、投球ボタンが次のように表示されます。
これらのボタンを長押しすると、ワイルドピッチ(WP)、パスボール(PB)のプレーオプションが表示されます。次は一例です。
たとえば、バッターが空振り三振したが、キャッチャーが後逸して振り逃げのプレーに移った場合は、[空振りストライク(WP/PB)]を長押しします。これで、振り逃げ(振り逃げ未遂も含む)のオプションが表示されます。
「振り逃げ」は、記録としてはワイルドピッチまたはパスボールなので、振り逃げに成功した場合は[WP ランナー1塁]または[PB ランナー1塁]のいずれかを選択します(2つ以上進塁した場合は、次の「マニュアル入力」を使用します)。
ほかに走者がいたり、ワイルドピッチやパスボールが盗塁と同時に発生した場合も、それぞれ適切なオプションが表示されます。
犠打なし/併殺打なし
犠牲バントやダブルプレーがあり得る場面では、[ゴロ]ボタンが次のように表示されます(状況によって異なる表示になります)。
打者の犠打および併殺打の記録はプレーの内容に基づいて自動的に記録されますが、このボタンを長押しすることで、これらの記録を付けないことができます。
よくあるケースではありませんが、これは公式ルールに基づいて、次のような状況で使用します。
・打者が犠牲バントではなくセーフティバントを試みたと判断できる場合は、犠打を付けません(打数が増え、打率が落ちます)。これは、たとえば首位打者争いをしている打者に適用されることがあります。
・野手がフライまたはライナーを(故意でなく)落球した後にダブルプレーをとった場合、野手には併殺の記録が付きますが、打者に併殺打の記録が付きません。
マニュアル入力
野球では実にさまざまなプレーが起こり得ます。プレーオプションボタンからは入力できないプレーもたくさんあります。その場合は、ボタンを押し、マニュアル入力画面を使用して、野手のプレー、ボールの動き、ランナーの動きを逐一入力します。
マニュアル入力が必要になるプレーには、次のような例があります。状況に応じて、自動的にマニュアル入力画面が表示されることもあります。
- 挟殺プレー、中継プレー
- エラーが2つ以上重なった場合
- WP、PB、エラーで2つ以上進塁した場合
- 外野ゴロ
- 守備妨害、走塁妨害
マニュアル入力が必要になるのは、プロ野球レベルでは1試合に0~3回ほどですが、アマチュア野球では少し増えますので、入力方法には慣れておく必要があります。参照:マニュアル入力画面
エラーの詳細
エラーを含むプレーを入力したときに、エラーの詳細情報を選択するダイアログボックスが表示されることがあります。
たとえば、ノーアウトランナー1塁で、バッターがセカンドゴロを打ち、セカンドが捕球エラーしてランナー1・2塁になった場合は、次のダイアログボックスが表示されます。
これは、自責点、打点、犠打、犠飛などの記録を付けるには、「エラーがなかったらどうなっていたか」という記録者の判断が必要になるためです。「スコアラー」は、複雑なプレーや投手交代があった場合でも、これらの情報に基づいて正確に記録を付けます。「エラーが2つ重なったケース」に具体例の詳しい説明があります。参照:ルールメモ「アウトの機会」
自責点の判断
エラー(パスボール、打撃妨害などを含む)で進塁したランナーが得点したときにも、記録者の判断が必要になることがあります。次のようなダイアログボックスが表示されます。
なお、「スコアラー」はNPB式で自責点を記録します。参照:ルールメモ「自責点」
スコアシートの表示
画面下の先攻/後攻チームスコアボタンをタップすると、それぞれのスコアシートが表示されます。
スコアはピンチ操作で拡大縮小できます。
チームボタンを長押しすると、スコアシートを折りたたみ表示できます。
[P]ボタンをタップすると、両チームのピッチャー成績が表示されます。
終了した試合の表示
試合結果の一覧はアプリのメイン画面に表示されます。
未確定の試合は、グレーの背景が表示されます。
試合詳細
試合をタップすると試合の情報画面が開き、長押しすると一気に試合の詳細が開きます。ここで、試合のプレーを振り返ったり、スコアシートを表示することができます。
未確定の試合は、プレーの記録を編集できます。
確定した試合は、スコアシートをPDFファイルに出力したり、ブラウザに表示して印刷・共有することができます。プレー編集はできず、選手のプロフィール(名前、背番号、学年など)も変更できなくなります。
成績一覧
メイン画面のメニューボタンをタップすると、保存されている選手成績の一覧が表示されます。
選手・チームの打撃成績・守備成績・投手成績・捕手成績を表示できます。
選手やチームの試合別成績も表示できます。
打席の詳細分析
メイン画面の[打席の詳細分析]メニューから、打率、長打率、四球率、三振率、打席内投球数、初球スイング率、空振り率、ゴロアウト/フライアウト率、打球方向などの投打のデータを対戦投手/打者別、カウント別などで詳細に分析できます。
試合のカテゴリー
試合の「カテゴリー」と一覧の「フィルター」は、「スコアラー」を上手に使っていただくためのキーポイントです。
たとえば、草野球チームは、練習試合もすれば、リーグ戦に参加していたり、トーナメント大会に出場することもあるでしょう。カテゴリーとフィルターを使用することで、試合結果や選手成績をこれらの試合種別ごとに表示することができます。
また、学校の野球部は、毎年年度の途中で1学年ずつ部員が入れ替わり、新チームになります。カテゴリーとフィルターを使用することで、そのようなチーム年度ごとに試合結果や選手成績を表示することができます。
データの共有・公開
「スコアラー」で記録した試合のデータは、次の方法でチーム/リーグ内で共有したり一般に公開することができます。特に、複数の人(端末)で付けたスコアを一元的に管理し、チーム全員(または複数のチームからなるリーグ全体)で簡単に共有・閲覧できるように作られています。
- スコアラーチームページサービス - 簡単に使用できる本格的なチームデータ共有・公開機能です。
- 確定した試合のスコアシートのブラウザ表示 - 試合結果の簡易な共有機能です。
- 試合結果の端末間エクスポート/インポート - 「スコアラー」アプリどうしでデータを融通し合う機能です。
- 簡易速報 - 記録中の試合の経過を簡単に共有できます。
基本機能の購入
「スコアラー」を継続的に使用される場合は、基本機能の購入が必要です(1800円。一度のみ)。購入されなくても、5試合(サンプルデータを含む)まではすべての基本機能を無料で使用できます。
アプリの購入は、メイン画面のメニューから行うことができます。
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