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自責点

自責点の規定は複雑なので、ポイントだけを記載します。

1イニング内で3つ目のアウトの機会を得た投手(とチーム)のそれ以降の失点は自責点になりません。参照:ルールメモ「アウトの機会」

イニングの途中で投手交替があった場合、前の投手が残した走者はその投手の自責点の対象になります。ただし、詳細はやや複雑です。

投手Aが1塁走者Pを残して投手Bに交代したとします。次の打者QのショートゴロでPが2塁フォースアウトになり、走者が入れ替わった場合は、Qが引き続きAの自責点の対象として残ります。一方、Pが盗塁を試みてアウトになったり、QのシングルヒットでPが3塁タッチアウトになった場合、Aの自責点の対象となる走者はなくなります。

「スコアラー」は、これらの投手の責任を自動的に正しく判断します。

失策などがあった場合は、基本的に「その失策がなかったらどうなっていたか」に基づいて自責点の有無が判断されますが、このルールの解釈については、日本(NPB)とアメリカ(MLB)で少し異なる点があります。

1番打者Pが四球、牽制悪送球で2塁進塁、2番打者Qがセンター前シングルヒットでPが生還、3番打者Rがツーランホームラン、というケースがあったとします。

このように、NPB式はMLB式より少しだけ投手に有利です。「スコアラー」ではNPB式で自責点を集計しています。