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「スコアラー」のデータ
データの種類
「スコアラー」に保存される主要なデータには、次の種類があります。
注意「スコアラー」のデータは、端末のアプリ専用メモリ内に保存されます。端末の故障などがあると、このデータは失われてしまう可能性があります。アプリデータの自動バックアップ機能を使用してこまめにバックアップされることをお勧めします。参照:アプリデータを自動バックアップする(Android) 参照:アプリデータを自動バックアップする(iPhone/iPad)
チーム
チーム名、カテゴリなどのチームプロフィールです。チーム名などを変更しても、同じチームとして扱われます。何チームでも作成できます。
選手
名前、生年月日、背番号などの選手プロフィールです。名前や背番号などを変更しても、同じ選手として扱われます。何人でも作成できます。
記録中の試合
現在記録中の試合です。記録中の試合があるときに別の試合を開始することはできませんが、いったん終了した試合の続きを記録することは可能です。
未確定の試合結果
終了した試合のうち、確定していない試合です。確定するまで、プレーの記録を修正したり、選手名や背番号などを変更することができます。
確定した試合結果
終了して確定した試合です。確定した試合は、スコアシートを出力してブラウザで共有したり、印刷することができます。プレーの記録を修正したり、選手名や背番号などを変更することはできなくなります。試合のタイトル、記事などの情報とプレーメモはいつでも設定できます。
成績
選手とチームの成績です。未確定の試合の成績も確定した試合の成績も表示されます。打者成績、投手成績、捕手成績、守備成績があります。チーム成績は、所属選手の成績の合計ではなく、各試合におけるチーム全体の成績として記録されます。
データの相互関係
チームと選手
チームと選手のつながりはゆるやかです。選手は所属チームを変わることも、複数のチームに所属することもできます。この「所属」には、単にそのチームの選手の一覧に優先的に表示されるという意味しかありません。選手は所属していないチームからも試合に出場できます。
したがって、草野球の助っ人のようにさまざまなチームから出場する選手や、移籍や進学に伴って別のチームに所属することになる選手も、同じ選手として一貫して成績を管理できます。また、1軍、2軍といったチーム内チームや、選抜選手からなる混成チームも、同じ選手を何度も作成することなく構成できます。
試合とチーム・選手のプロフィール
チームや選手のプロフィールを変更すると、記録中の試合や未確定状態の試合結果に反映されます。スコアシートに表示されるチームの監督名、選手の表示名や背番号などの情報は、必要に応じて、試合を確定する前に修正してください。
試合を確定すると、その時点のチームや選手のプロフィールが試合と一緒に保存されて固定されます。試合のタイトル、記事などの情報とプレーメモは、試合の確定後も設定することができます。
試合とチーム・選手
紅白戦のように同じチームどうしで対戦することもできます。ただし、1人の選手が両方のチームのメンバーとして出場することはできません。
チームや選手を削除しても、記録されている試合結果に影響はありません。
成績とチーム・選手
チームや選手の名前などのプロフィールを変更しても、成績は引き続き同じチームや選手として管理されます。
チームや選手を削除すると、そのチームや選手に関連付けられている試合の成績はすべて削除されます。
対応しているルールの例
「スコアラー」は、投手の交代や失策があっても正確に自責点を計算するほか、次のような細かなルールにも対応しています。
- 外野ゴロに犠飛が付くケースに対応しています。
- 内野ゴロゲッツーでも打者に併殺打を付けないケースに対応しています。
- バント進塁打でも打者に犠打を付けないケースに対応しています。
- 失策によってダブルプレーが完成しなかった場合でも、打者に併殺打の記録が付きます。
- 捕球エラーがあっても送球者には補殺が付きます。
- 打席の途中で投手が交代し、その打席が四球になった場合、状況によっては交代前の投手に四球の記録が付きます。
- 打席の途中で代打が出て、その打者が三振した場合、状況によっては交代前の打者に三振の記録が付きます。
- ルールどおりにDHを解除できます。
- ルールどおりにコールドゲームの試合結果を前の回までの結果で作成できます。
また、次のようなルールにも対応しています。
- 全員打ち(「スコアラー」ではEH制と呼んでいます)
- 試合途中からのDHの適用(いわゆる大谷ルール)
- 一度退いた選手の再出場
- 打順のスキップ
- タイブレーク(攻撃開始時のアウトカウント、ランナー、打順を設定)
- 特別カウント(打席に入ったときのボールカウントを設定)
- ピッチクロックルールによる投球数に入れないストライク/ボール
- 投球数に入れる/入れないボーク
入力できないプレー
- 「インフィールドフライ」「打順の誤り」「ベース踏み忘れ」「ランナーの追い越し」といった入力オプションはありません。こんなときは>インフィールドフライを落球した こんなときは>打順の誤りがあった こんなときは>ベース踏み忘れでアピールアウトになったも参照してください。
- 「スコアラー」はルール上あり得ないプレーや記録はその多くを入力できないようにしてあります。これによってプレー入力がシンプルになり、通常は便利なのですが、「ルール上はあり得ないが実際には起きてしまうプレーや記録」には対応できないことがあります。
(例)プロ野球の2018年シーズンに広島鈴木誠也選手が「4ボール2ストライクからセカンドゴロ」という公式記録を作りました。「スコアラー」ではボール4つで自動的に四球になるため、このようなプレーは入力できません(プレー編集機能によって事後的に「ボール」を追加することはできます)。これは、公式記録員は試合中に審判に助言できないというルールがあるために起こってしまうケースです。
その他の例については、こんなときは>判定がルールどおりでないを参照してください。 - 逆に、ルール上あり得ないが入力できてしまうプレーもありますのでご注意ください。
(例)ルールブックには、「ダブルプレーの2つ目のアウトを取るための送球がそれてアウトを取れなくても送球エラーを記録しない」という規定があります(ファーストが捕球ミスした場合は捕球エラーが付き、悪送球によってさらに進塁した走者がいた場合は送球エラーが付きます)。「スコアラー」では、このような状況で「送球エラー」を記録できてしまいますのでご注意ください。なお、エラーでダブルプレーを完成できなかった場合に、捕球エラーの場合はルールどおり打者に併殺打が付きますが、送球エラーの場合は併殺打が付きません。
その他の制限
- 試合は18回まで記録できます(18回で自動的に試合終了)。
- 全員打ち(EH)の打順の最大数は20です(EHが11人)。
- 守備位置の変更回数に制限はありませんが、4回目以降はスコアシートの守備欄に表示されなくなります。スコアシート内には記載されます。
- 1回の攻撃の最大の得点は99点です。
- 打席数に制限はありませんが、15巡すると、スコアを折りたたみ表示したときに、1巡ごとの安打数などの合計が正しく表示されなくなります。
Android版とiPhone/iPad版の主な相違点
- Android版にあるメンバー表リスト機能はiPhone/iPad版にはありません。
- Android版は、現在Android 8以上のみがサポートされています。Android 8未満の端末では、ver.6.3が最終バージョンになります。
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