打順の誤りがあった
前の回の攻撃が盗塁失敗や牽制アウトで終わっていた場合に、そのときの打者が打ち直しになるところを、間違って次の打者が打席に入ってしまうというケースがありがちです。
単純なケースは記録が可能ですが、対応が難しいケースもあります。打席が完了して次の打者の1球目(アピールの有無)まで結果が確定しないため、注意して入力てください。
(ケース0)Aの打順でBが打席に入り、途中で味方が気付いた、または守備側からアピールがあった。
そのままのボールカウントでAが引き継いで打ちます。特に記録はありませんが、プレーメモなどで補足しておくとよいでしょう(以下も同様)。
(ケース1)Aの打順でBが打ち、そのまま進行してしまった。
Bの次の打者に1球目が投じられたり、牽制球などのプレーがあった時点で現在の打順が正規の打順になり、Aの打順が飛ばされたことが確定します。
プレー編集で、Aの初球の前に「打順スキップ」を挿入してください。
(ケース2)Aの打順でBが打って三振や凡打でアウトになり、次の打者の前に守備側からアピールがあった。
Aがアウトになり、Bが次の打者として再度打つことになります。
間違ってBが打った結果がそのままAの記録になるため、特に行う操作はありません。
(ケース3)Aの打順でBが打ってヒットで塁に出たり、ダブルプレーでアウトになり、次の打者の前に守備側からアピールがあった。
Aだけがアウトになり、Bが次の打者として再度打つことになります。他の走者は元に戻されます(打撃の前の盗塁や暴投による進塁は有効)。
Aのアウトはキャッチャーの刺殺になります。これは、打者の反則打球や守備妨害(バッターボックスから出て打ったり、足元の打球を蹴った場合)の処置と同じなので、便宜上Aに「打者の反則」を入力して記録してください。
(ケース4)Aの打順でBが打ち、その次にAが打って、C、Dと続いてそのまま進行してしまった。
すべて当人の記録として有効です。
このように打順が入れ替わったケースは簡単に記録できません。かなり手間ですが、まずAをスキップしてBの結果を入力し、次に8人スキップしてAの結果を入力し、さらに次のBをスキップしてC、Dと入力することができます。
(ケース5)前の回の最後の打者Aが次の回の先頭で再度打ち、そのままB、Cと進行してしまった。
すべて当人の記録として有効です。
かなり手間ですが、本来の先頭打者Bから8人をスキップしてAから入力することができます。
Copyright ©