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特殊なマニュアル入力画面

通常のマニュアル入力画面では入力できないプレーがまれに発生することがあります。そのようなプレーには、「特殊なマニュアルモード」でマニュアル入力画面を使用します。特殊なマニュアルモードを有効にするには、プレー入力画面で、当該プレーを入力する前にメニューから[特殊なマニュアルモード]を選択しておきます。

マニュアル入力画面

特殊なマニュアルモードは次のケースで必要になります。

ヒント長打を打ったが、前位の走者がベース踏み忘れや走者追い越しでアウトなったために、打者の記録が単打または安打なしになった場合は、通常、特殊なマニュアルモードは不要です。

以下に、特殊なマニュアルモードが必要になるプレーを入力する例を示します。「こんなときは>ベース踏み忘れでアピールアウトになった」も参照してください。


無死1・2塁で打者が本塁打。1塁走者が3塁を空過してアピールアウト(1アウト)

「打者は本塁打、しかし1塁走者3塁タッチアウト、2塁走者と打者生還得点2、打点2、ピッチャーに補殺、サードに刺殺」という記録になります(サードがピッチャーからボールを受けてアピールした場合)。このプレーは通常の方法では入力できません(ホームランを入力すると塁上のランナーが自動的に生還するため)。

メニューから[特殊なマニュアルモード]を選択→[ヒッティング]-[センター]-[ホームラン]-(自動的にマニュアル入力画面)(2塁ランナーは)[本塁]-(1塁ランナーは)[2塁]※いったん2塁まで進めます-[野手の切り替え]-(誰に)[1]-[5]-[2塁ランナー]-(打者は)[本塁]-[終了]


2死1・2塁で打者が本塁打。1塁走者が3塁を空過してアピールアウト(3アウト)

「打者は2塁打、1塁走者3塁タッチアウト、2塁走者生還得点1、打点1、ピッチャーに補殺、サードに刺殺」という記録になります(サードがピッチャーからボールを受けてアピールした場合)。このプレーは通常の方法では入力できません(ツーベースを入力すると1塁ランナーが3塁まで進んでしまうため)。

メニューから[特殊なマニュアルモード]を選択→[ヒッティング]-[センター]-[ツーベース]-(自動的にマニュアル入力画面)(2塁ランナーは)[本塁]-(1塁ランナーは)[2塁]※いったん2塁まで進めます-[野手の切り替え]-(誰に)[1]-[5]-[2塁ランナー]-[終了]※打者は自動的に2塁に進みます


無死満塁で打者が四球。3塁走者が本塁を空過してダグアウトに帰ってしまいアピールアウト(1アウト)

「打者は四球、3塁走者本塁タッチアウト、1死満塁、キャッチャーに刺殺」という記録になります(投球を受けたキャッチャーがそのままアピールした場合)。このプレーは通常の方法では入力できません(四球を入力すると3塁ランナーが得点してしまうため)。

3ボールでメニューから[特殊なマニュアルモード]を選択→[ボール]-(自動的にマニュアル入力画面)[3塁ランナー]-(2塁ランナーは)[3塁]-(1塁ランナーは)[2塁]-(打者は)[1塁]-[終了]


無死満塁で打者が四球。これが暴投になり、3塁走者2塁走者が生還。1塁走者は3塁をオーバーランしたところでバックアップしたファーストからサードに送球されてタッチアウト。さらにキャッチャーに転送され、3塁走者が本塁を空過していたとしてアピールアウト(ダブルプレー)

「打者は四球、投手に暴投、2塁走者生還得点1、1塁走者3塁オーバーランタッチアウト、3塁走者本塁タッチアウト、ダブルプレー2死1塁、ファーストに補殺、サードに刺殺と補殺、キャッチャーに刺殺」という記録になります。

このケースでは、1塁走者の本塁タッチアウトの後で先に得点した走者をアウトにしないと併殺プレーを正しく記録できません。特殊なマニュアルモードでは、すでに得点した走者をタップすることで、その走者を事後的にアウトにすることができます。

マニュアル入力画面

3ボールでメニューから[特殊なマニュアルモード]を選択→[ボール]-(自動的にマニュアル入力画面)(3塁ランナーは)[本塁]※いったん得点させます-(2塁ランナーは)[3塁]-(1塁ランナーは)[2塁]-(打者は)[1塁]-[ワイルドピッチ]-(3塁ランナーは自動的に得点)(2塁ランナーは)[3塁]-(1塁ランナーは)[2塁]-[野手の切り替え]-(誰に)[3]-[5]-[3塁ランナー]長押し-[最初に得点したランナー]-(どの塁で)[本塁]-(2塁ランナーは)[2塁]-[終了]


無死2・3塁で打者はライトフライ。3塁走者はタッチアップから生還。2塁走者も3塁に進み、ライトからの送球がそれたのを見てさらに本塁を狙ったが、バックアップしたピッチャーからキャッチャーに送球されて本塁タッチアウト。さらに、キャッチャーはサードに送球し、3塁走者のスタートが早かったとしてアピールし、これが認められてアウトになった(ダブルプレー)

「打者はライトフライ、2塁走者本塁タッチアウト、3塁走者3塁アウト、トリプルプレー、ピッチャーに補殺、キャッチャーに刺殺と補殺、サードに刺殺」という記録になります。

このケースでは、2塁走者の本塁タッチアウトの後で先に得点した走者をアウトにしないと併殺プレーを正しく記録できません。

メニューから[特殊なマニュアルモード]を選択→[ヒッティング]-[ライト]-[フライ]-(自動的にマニュアル入力画面)[9]-(3塁ランナーは)[本塁]※いったん得点させます-(2塁ランナーは)[3塁]-[野手の切り替え]-(誰に)[1]-[2]-[3塁ランナー]-[5]-[得点したランナー]-(どの塁で)[3塁]-[終了]